[AdobeAir][AS3]Windowsネイティヴインストーラーの作成
通常であればPackageApp.batを実行するとbinフォルダに作られる.airインストーラーでairアプリのインストールが可能。
しかしairアプリ内でOSに依存するNativeProcessを利用している場合、必ずそのOSに応じたインストーラーを作成しなければならない。
AIR 2 以降では、ADT を使用して、AIR アプリケーションを配布するためのネイティブアプリケーションインストーラーを作成できます。例えば、Windows 用の AIR アプリケーションを配布するために、EXE インストーラーファイルを作成できます。また、Mac OS 用の AIR アプリケーションを配布するために、DMG インストーラーファイルを作成できます。AIR 2.5 および AIR 2.6 では、さらに、Linux 用の AIR アプリケーションを配布するために、DEB または RPM インストーラーファイルを作成できます。
ADOBEのマニュアル
デスクトップネイティブインストーラーのパッケージ化
以下作り方のTODO
- .airのインストーラーを作成する
- ADTのクラスパスを環境変数に追加する
- コマンドプロンプトからADTコマンドでインストーラーを作成する
1 .airのインストーラーを作成する
これは通常通りPackageApp.batを実行するだけ。
binフォルダ内に.airインストーラーが作成される。
作成されない場合はクラスパスが通っていない可能性がある。
ここを参照して設定を確認する。
2 ADTのクラスパスを環境変数に追加する
コマンドプロンプトでadtを実行するために、adtの実行ファイルが入ったディレクトリを環境変数の$PATHに追加しなくてはならない。
ADT実行ファイルの場所
flex_sdkのインストールディレクトリ以下のbin。
当方の環境であれば、C:flex_sdk_4.6binになる。
環境変数$PATHの追加の仕方
コントロールパネル→システム→システムの詳細設定→環境変数を開く。
ユーザーの環境変数の欄で、PATHが存在すればそれに上記のADT実行ファイルのパスを追記。
なければPATHを追加し、ADT実行ファイルのパスを記述して保存。
念のためwindowsを再起動する。
3 コマンドプロンプトからADTコマンドでインストーラーを作成する
コマンドプロンプトを立ち上げ、cdで.airインストーラーのディレクトリに移動する。
そして以下のコマンドを記述してenter。
adt -package -target native application.exe application.air
.airインストーラーと同じディレクトリに.exeインストーラーが作成されていれば成功。
もしコマンドから「adt?なにそれ?」と言われた場合は、環境変数$PATHにADTの実行ファイルのパスを正しく記述できていない。
最近のコメント